ビジネスコンテスト「LEVEL UP STAGE2024」最終審査会に進むファイナリストのインタビュー記事第一弾!
約2ヶ月のレベルアッププログラムを終え、晴れてファイナルへ進んだ14名を紹介していきます。
どんなビジネスプランなのか?想いは?見どころは?…などなど!
ぜひ最後までお読みください✨
こんにちは!
コミュニティマネージャーのあいです✨
今年で5回目の開催となるビジネスコンテストLEVEL UP STAGEは、今回からme:rise立川を運営する多摩信用金庫、株式会社AGORAに加え、町田市のインキュベーションに取り組む株式会社町田新産業創造センター(https://mbda.jp/)による3社共催にパワーアップ。
例年よりもたくさんのエントリーをいただき、ワクワクするようなビジネスアイデアが提出されています✨
約5カ月間の審査を終え、ついにファイナリストが決定いたしました✨
いよいよ、2024年11月14日(木)最終審査会にてBUSOブロックグランプリが決定します。
本日はLEVEL UP STAGE 2024、通称”レべステ2024”に残った、ファイナリストをご紹介していきます。ぜひご覧ください☺
BUSOブロック・ファイナリスト 亀井 浩龍(かめい ひろたつ)
■ 所属 / 役職
株式会社RAYTEK 代表取締役 CLO
■ ビジネスプラン名
We believe in Laser. ~常識を変えるレーザ技術でレーザ加工の常識を変える!~
■ 今回のビジネスアイデアをひとことで表すと?
レーザ技術の真価を引き出し、従来では実現不可能とされていた高難度の加工を可能にする新たなソリューションを提供します。これにより、製造業やさまざまな産業における技術革新を促進し、効率性と精度の向上をもたらします。
■ ズバリ見どころは?
国内外には多くのレーザ加工会社が存在し、現在の業界トレンドとして、非常に汎用性が高く、かつ高品質な超短パルスレーザの活用が注目されています。しかし、超短パルスレーザには高価であることに加え、ランニングコストが高く、生産性(タクト)が低いといったデメリットがあり、そのため適用されるアプリケーションは限られていました。
しかし、弊社はこれまで超短パルスレーザでしか実現できなかった高難度の加工を、より安価なレーザ技術で可能にしました。さらに、超短パルスレーザのランニングコストの高さやタクトの遅さといったデメリットを独自の技術で解決することに成功しました。その結果、従来はレーザが適用できなかった加工分野においても、コスト効率を高めながらレーザ技術の利用を拡大することが可能になり、より幅広い産業での応用が期待されています。
弊社の革新は、単に加工技術の向上にとどまらず、新たな市場機会を創出し、レーザ技術の活用範囲を大幅に広げることで、製造業全体の効率性向上に寄与しています。
■ ビジネスアイデアを思いついたきっかけは?
レーザ加工は、全ての加工に共通するように物理的現象に基づいており、明確な原理があります。加工対象の材料が異なれば、最適なレーザの波長やその他のパラメータも異なるはずです。しかし、現在の業界では、そうした原理原則に基づく選定が行われることは少なく、多くの場面で経験則だけでレーザ光源が選ばれているのが現状です。
私たちのチームは、それぞれレーザ関連企業での経験を持っており、この状況に強い疑問を抱いていました。あるアプリケーションで、原理に立ち返って加工実験を行ったところ、非常に良好な結果を得ることができました。それは、これまでに実現されていない加工で、多くの関心と引き合いを得る結果となりました。この成功をきっかけに、私たちは原理原則に基づいてレーザの本当の力を引き出し、その可能性を証明したいと考え、起業を決意しました。"We believe in LASER." 我々のコーポレートフィロソフィーの由来です。
■ ビジネスアイデアについて悩んでいる・行き詰っていることはありますか?
弊社はレーザ加工装置およびユニットのメーカーとして創業わずか3ヶ月で、想像以上に大規模な案件を複数いただいています。これは非常に喜ばしいことですが、装置やユニットの納期は数ヶ月から1年以上を要し、検収から売上回収までに1年以上かかるケースも少なくありません。そのため、プロジェクト進行中のキャッシュフロー管理には細心の注意が必要です。
さらに、現在の引き合いは規模が大きく、進捗に時間がかかることが見込まれるため、売上の回収までに長い期間を要する可能性があります。このように、贅沢な悩みではあるものの、創業初期の2〜3年間は特にキャッシュフローに対する慎重な対応が不可欠です。事業成長の鍵となるこの期間を、堅実に乗り越えることが成功への道となります。
■ 意気込みをお願いします!
レーザは普段の生活ではあまり意識されることはありませんが、実は医療や通信、製造業など、非常に多くの分野で広く活用されています。これまで技術的なプレゼンが中心でしたが、今回はより多くの方に理解していただけるよう、分かりやすく説明することを心がけます。
レーザ技術の可能性やその素晴らしさを、多くの方に知っていただき、私たちの取り組みに興味を持っていただければ幸いです。
そんな亀井 浩龍さんのプレゼンテーションが見られるのは、2024年11月14日(木)の最終審査会・BUSOブロック!
ぜひ応援よろしくお願いします✨
「LEVEL UP STAGE 2024」とは?
「夢が加速する」をコンセプトにme:rise立川の運営事業者株式会社AGORAの企画により2019年の初開催から5回目を迎えるビジネスコンテスト。
これまでに高校生から70代まで累計200名近くが参加し、昨年は特に参加者が増え80名近くの応募者の中から2名のグランプリを決定するなど、多くの起業家を世に輩出してきました。
今年はより地域性を高めながら、多くの起業家を輩出すべくパワーアップ。株式会社AGORAに加え、me:rise立川を運営し多摩地域の創業支援に力を入れる多摩信用金庫と町田市のインキュベーションに取り組む株式会社町田新産業創造センター(https://mbda.jp/)の3社共催で開催しています。
応募対象となるのは起業または創業を予定している方はもちろん、既に事業を営んでいる方やビジネスアイデアをお持ちの方であれば年齢や性別は問いません。
選考過程は、一次審査を通過した30名がレベルアッププログラムで専門家のアドバイスをもとに事業計画をブラッシュアップし、今年は13名のファイナリストが決定いたしました。
グランプリには賞金20万円獲得のほか、株式会社AGORAが運営する4つのコワーキングスペース、町田新産業創造センターをご利用いただける年間フリーパスなどの賞が与えられます。
「LEVEL UP STAGE 2024」最終審査概要
■概要
日時:
【BUSOブロック 】 2024年11月14日(木)17:00-20:00
【TAMAブロック】 2024年11月21日(木)18:00-21:00
▼より詳しい情報はこちらから
■当日のプログラム
・各ブロック、ファイナリストによるプレゼンテーション
・審査員によるビジネスアイデアへのフィードバック
・受賞者発表
■ こんな人におすすめ!
・「LEVEL UP STAGE 2024」に興味のある方
・ビジネスコンテストに興味のある方
・来年のビジネスコンテスト「LEVEL UP STAGE」参加に興味がある方
・AGORAの起業家支援プログラムに興味のある方
・起業している、あるいはスタートアップで働いている方
・現在創業・起業に向けて活動をしている方
・将来的に新しいことをしていきたいと考えている方
・事業立ち上げにご興味のある方
・地域創生活動にご興味がある方 等
株式会社AGORA
所在地:東京都町田市原町田6-9-8 AETA町田4F
代表者:長谷部 信樹(はせべ のぶき)
設立年月日: 2023年9月1日
事業内容:コワーキング施設立ち上げ・運営支援
URL:https://www.agora-localincubate.com/
株式会社町田新産業創造センター
所在地:東京都町田市中町1-4-2
代表者:櫻井 純(さくらい じゅん)
設立年月日:2013年1月29日
事業内容:創業支援を主としたコンサルティング業務、インキュベーション等施設管理
URL:https://mbda.jp/
多摩信用金庫
所在地:東京都立川市緑町3-4
代表者:金井 雅彦(かない まさひこ)
設立年月日:1933年12月26日
事業内容:信用金庫法に基づく金融業務全般
URL:https://www.tamashin.jp/
[ me:rise立川とは ]
「たましん地域/未来共創センター 『me:rise立川(ミライズタチカワ)』」は、多摩信用金庫が運営するコワーキングスペース・インキュベーションオフィス・サテライトオフィスの機能を持つ交流拠点です。快適なコワーキングスペース等事業の拠点の提供とともに、起業家や地元企業の積極的な創業支援、事業支援とコミュニティ形成を図り、将来の多摩地域を支える新産業の創出を目指します。
[ me:rise立川 ]
me:rise立川運営事業者 ㈱AGORA 担当:長谷部・松村
TEL:042-512-5502(平日9:00〜21:30 土日祝日10:00~20:00)
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