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【インキュベーションオフィス入居者インタビュー vol.01】 株式会社StandStart 萩原さん

7 時間前
読了時間: 8分

こんにちは、me:rise立川です😊


me:rise立川のインキュベーション会員さんを紹介するシリーズがスタート✨





「どこへ行くか」より「どう過ごしたいか」。

一人ひとりの想いから旅をつくる

|株式会社StandStart 萩原さん


旅行先や予算から選ぶのではなく、「その旅でどんな時間を過ごしたいか」から、一人ひとりに合った旅行をつくる。


そんなオーダーメイド旅行を手がけるのが、株式会社StandStart(スタンドスタート)さんです。


今回お話を伺ったのは、me:rise立川のインキュベーションオフィスに入居する同社の萩原さん。


長年の旅行業界での経験を生かして独立・創業した萩原さんに、事業への想いや創業までの道のり、

インキュベーションオフィスでの日々、そして今後の展望についてお聞きしました。



▼株式会社StandStart 公式ホームページ




■「どこへ行くか」ではなく、「どう過ごしたいか」


――まず、StandStartさんの事業について教えてください。


私たちは、オーダーメイドの旅行を提案する旅行会社です。


一般的なパッケージ旅行では、旅行先や価格、人気の観光地などから商品を選ぶことが多いですよね。


でも、私たちはまず「この旅行で、どんなふうに過ごしたいですか?」というところから始めます。


例えば、同じハワイへのハネムーンでも、100組いれば100通りの過ごし方があるはずです。

観光地を巡りたい人もいれば、ゆっくり過ごしたい人もいる。今日はこのホテル、明日は別のホテルに泊まりたいという希望もあるでしょう。


そうした一人ひとりの想いを汲み取り、まず旅の土台をつくる。そこからお客様と相談しながら、

足したり引いたりして完成させていくんです。


ここならこんなプランを、ではなく何をしたいかをベースに組み立てていきます。



■自分も旅をしているように、誰かの旅をつくる


――創業を決めたきっかけは何だったのでしょうか。


一番大きかったのは、これからは自分の好きなように仕事をしていきたいと思ったことですね。


以前は旅行会社に向けて航空券などを卸す仕事をしていました。同じ旅行業界でも、今とは全く違う形でのスタートです。


大きな旅行会社と同じことをするのではなく、自分の経験を生かして、規模の小さな会社だからこそできる仕事をしたいと考えました。



――オーダーメイド旅行の仕事には、どんな面白さがありますか?


自分もその旅行に行ったような気持ちになって、仕事ができることですね笑


例えば、飛行機を降りて、空港に着いて、そこから移動して、その時にどんな景色が広がっているのか…とか。


そんなことを自分でも想像しながら、旅行を組み立てていくんです。


お客様がどう過ごすかを考えながら、一つの旅をつくっていく。そこが、この仕事の面白いところだと思っています。



■創業の第一歩を支えた、インキュベーションオフィス


――創業にあたり、me:rise立川を選ばれた経緯を教えてください。


旅行業を始めるには旅行業登録が必要で、オフィスにも一定の条件があります。


自宅を事業所として登録するのではなく、仕事の場所を別に持ちたいという思いもあり、独立した個室を探していました。


そんなとき、創業に向けた相談をしていた中で、ちょうど新しくできる施設としてme:rise立川を紹介してもらったんです。

内覧会に参加して、ここに入居することを決めました。


最初はインキュベーションオフィスの審査が難しそうだと思っていましたが、問い合わせてみると、必要な書類や手続きも具体的にわかりました。


結果的に、ほかの施設をほとんど見ることなく決めましたね。



――実際に利用してみて、仕事環境はいかがですか?


とても使いやすいと思っています。

まず、24時間出入り自由で利用できることが大きいですね。


海外とのやり取りがある仕事なので、どうしても時差があります。夜に仕事をすることもありますが、時間を気にせずオフィスを使えるのはありがたいです。


また、デスクやオフィス用チェアなど仕事に必要な設備が揃っているので、自分で一から用意するものが少なくて済みます。


駅から近いことも便利ですね。取引先の方が訪問される際にも助かっています。



――お気に入りの場所はありますか?


やっぱり、自分の部屋ですね(笑)。

特に夜は日中よりもさらに館内の利用者が少なく、静かで仕事がしやすいです。


それから、インキュベーションオフィス中央にあるのソファスペースも気に入っています。

取引先の方が来られたときに、落ち着いた場所でお話ができますし、きちんとしたオフィスで仕事をしているという印象にもつながります。


自分の仕事に集中できる個室があり、来客時には共用スペースも利用できる。

事業の拠点として、必要な環境が整っていると感じています。



■心地よい距離感から生まれる、新たなつながり


――スタッフやほかの入居者との交流はいかがでしょうか。


適度な距離感があるのがいいと思います。


お互いに仕事をしながら、自然に会話をする。スタッフともいろいろな話をしますし、ほかの利用者の方と話すこともあります。


そうした何気ないやり取りから、仕事のヒントをもらうこともあるんです。

実際に、ここで知り合った方と一緒に仕事をする機会も生まれました。





――施設での出会いが、実際のビジネスにもつながっているんですね。


そうですね。

実は日野市にある同じような施設で、約1年間、運営のお手伝いをしていたこともあります。


そこで地域の方々と知り合う機会もできましたし、日野市のSDGs推進事業者としての登録にもつながりました。


ここで過ごしてきたことが、そうした新しい活動に関心を持つきっかけの一つになったのかもしれません。


仕事に集中できる場所でありながら、自然と人とのつながりも生まれる。そういう環境はありがたいですね。



■目指すのは「旅行の相談ならStandStart」と思ってもらえる会社


――今後の事業について、どのように考えていますか?


今は、海外の現地事業者と直接やり取りできる関係を増やしているところです。


これまでは日本国内の取引先を通じて手配することが多かったのですが、時差や休日の関係で、

すぐに対応できないこともあります。


旅行中のお客様が困ったときにも、より柔軟に対応できる体制をつくっていきたいですね。


そして、会社の規模を大きくすることが一番の目標ではありません。


旅行のことで迷ったときに、「相談するならStandStartだよね」と思ってもらえる会社にしていきたいです。



■これから創業する人へ。「準備が99%」


――最後に、これから創業する方やインキュベーションオフィスへの入居を検討している方へ、メッセージをお願いします。


とにかく、事前準備が大事です。

私は「準備が99%」だと思っています。

特に事業計画書。


事業を始めると、思い描いていたとおりにいかないこともたくさんあります。


売上が計画どおりに上がらなかったらどうするのか。予想以上に支出が増えたらどうするのか。

そうしたことも含めて、事前に考えておく必要があります。


そして、事業計画書はきちんと自分でつくること。


事業計画書は、審査のために提出するだけのものではありません。

インキュベーション入居時に提出もしますが、形だけ作って審査に通ればよしではダメ。


自分が何をしたいのか、それをどう実現するのか。言葉だけではなく数字に落とし込んで考えるためのものです。


事業を始めてからも、計画を見返し、必要に応じて修正したり立ち戻ったりするもの。

だからこそしっかり作りこんでおくべきだと思います。


自分自身、創業してから思うようにいかないことも経験してきました。

だからこそ、これから始める方には、できる限り準備をしてほしいと伝えたいですね。



■インタビューを終えて


創業時に必要なオフィス環境を整えるところから、日々の事業活動、そして新たな人とのつながりまで。

me:rise立川のインキュベーションオフィスは、株式会社StandStartさんの事業のスタートと、その後の約3年間を支える拠点となってきました。


自分らしい働き方を実現しながら、着実に事業を育んできた萩原さん。

「旅行の相談ならStandStart」と選ばれる会社を目指して。


これからのさらなる挑戦と活躍を、me:rise立川は応援しています。




■編集後記


「自分もその旅行に行った気持ちになって、旅をつくる」。

今回のインタビューで、特に印象に残った言葉です。

そしてインタビュー中、萩原さんがとても楽しそうな笑顔を見せたのもこの瞬間でした!


一人ひとりの希望を丁寧に汲み取りながら、まだ形のない旅をつくり上げていく。

そのお話から、萩原さんご自身が旅行という仕事を楽しんでいることが伝わってきました。


それがお客様にも伝わるのか…

旅行から帰ってきたお客様が即時、「次は○○に行こうと思ってるから、その旅行計画もお願いしたい」と言ってくださるそう。


お客様の旅行を自分ごとのように親身になって、そして楽しみながら考えていらっしゃるからだと感じました。






[ me:rise立川とは ]

「たましん地域/未来共創センター 『me:rise立川(ミライズタチカワ)』」は、多摩信用金庫が運営するコワーキングスペース・インキュベーションオフィス・サテライトオフィスの機能を持つ交流拠点です。快適なコワーキングスペース等事業の拠点の提供とともに、起業家や地元企業の積極的な創業支援、事業支援とコミュニティ形成を図り、将来の多摩地域を支える新産業の創出を目指します。


[ me:rise立川 ]

me:rise立川運営事業者 ㈱AGORA 担当:長谷部・渋川

TEL:042-512-5502(平日9:00〜21:30 土日祝日10:00~20:00)

 
 
 

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